木のおもちゃ がりとん > がりとんの特集記事一覧 > メルクリン Cトラックの種類と選び方
ACアダプター線路に繋いでいる時は、機関車などが走っていなくても常に通電しています。 ビリビリくるので線路は触らないように心がけてくださいね。 メルクリンのCトラックは大きく分けて 1.ストレートトラック 2.カーブドトラック 3.ポイントトラック 4.クロストラック があります。 この中で、遊びが深くなってくると沢山必要になってくるトラックはストレートとカーブドなのですが、このストレートトラックとカーブドトラックには沢山種類があり最初はどれがどれかさっぱり分からないかもしれません。 メルクリンのCトラックには現在、ストレートトラックは特殊なものを除いて8種類、カーブドトラックは特殊なものを除いて12種類あります。 また、カーブドトラックには半径の異なるものが5種類用意されており、小さいものから順に R1(半径360.0mm) R2(半径437.5mm) R3(半径515.0mm) R4(半径579.3mm) R5(半径643.6mm) と設定されていますが、この中で一番小さい半径が360mmということから、基準となる長さは360mmとしています。 以前のメルクリンのトラックは現行のCトラックとは少し異なっており(Mトラック)、基本であるストレートトラックの長さが180mmであった為、この流れで360mmという数字が現在でも使われているようです。 補足となりますが、この半径につきましてはそれぞれ円の中心からトラックの幅ちょうど真ん中(両端のレールの中心位置)までの距離を指しています。また、Cトラックの場合、底部の一番幅の大きいところで約40mmあります。 ですので例えばR1の場合、半径360mmとすると直径は720mm。ただし、これは両端レール間の中心までの長さなので設置可能な最低の距離は720mmにトラック幅の40mmを足した760mm、更に少しばかりの余裕としてコースの両端に20mmずつ確保したとして、合計800mmの奥行きの場所が確保できれば、HOゲージで遊ぶことが可能(メルクリンの場合)となります。 ここまで分かれば後は長さを考え計算しつつ並べるだけで、うまく閉じるようにつながる仕組みになっているのですが、ひとまずトラックを少し長くしてみたい場合、何を買い足せばいいのかわかりません。 そこで! 最初に追加するサイズの割に安価で使いやすいお薦めのトラックをご紹介します。 ストレートトラック 商品番号mae24188 長さ:188.3mm 商品番号mae24172 長さ:171.7mm の2種類です。 メルクリンの現在のシステムで360mm1本のトラックは存在しませんが、この2種類のトラック各1本の合計2本で360mmを作ることができます。 カーブドトラック 商品番号mae24130 R1:半径360.0mm 角度30.0度 30度なのでこれを6本で180度、12本で360度の円を作ることができます。 長円(オーバル)のコースを作りたい時はこの円を半分に切り離し、ストレートトラックを間に好きなだけ入れれば完成です。 更に、ステップアップしてポイントを作りたい場合は ポイントトラック 商品番号mae24611(左) 長さ:188.3mm R2:半径437.5mm 角度24.3度 商品番号mae24612(右) 長さ:188.3mm R2:半径437.5mm 角度24.3度 と カーブドトラック 商品番号mae24224 R2:半径437.5mm 角度24.3度 このカーブドトラックは24.3度という奇妙な角度ですが、うまく収まるように調整された魔法のような?素敵なトラックなのです。 なので上記ポイントトラックとカーブドトラックが2本ずつあれば、1本の直線から2本に分岐して、また1本に戻すことができます。(もちろんいくつかのストレートトラック商品番号mae24188 商品番号mae24172も使用しなければなりませんが・・・) ということでこのあたりのトラックから始められてはいかがでしょうか。 他のトラックに比べて長さの割に安価で使いやすい(押さえていただきたい)お勧めのトラックです。 ストレートトラックは増やせば増やすほどコースが大きくなって見違えるように突然楽しくなりますよー。 スターターセットと一緒にストレートトラックを10本ほどいかがでしょうか。 後はポイントを増やしてあれを付けて、これを付けて、車両はこれで・・・妄想は果てしなく膨らみます。 Cトラックのここがすごい!に戻る
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