木のおもちゃ がりとん > がりとんの特集記事一覧 > メルクリン すごいぞポイントトラック!
ACアダプター線路に繋いでいる時は、機関車などが走っていなくても常に通電しています。 ビリビリくるので線路は触らないように心がけてくださいね。 ポイントの切り替えをしてみたいのですが、まずはポイントトラックをじっくり観察してみましょう。 普通のストレートやカーブドトラックと比べると、いかにもメカニカルな雰囲気が漂ってかっこいいのですが、よく見るとちょうどポイント位置の外側に小さなつまみ状の突起物があります。 なにやら動きそうな気配なのでちょっと指先で触ってみましょう。 すると・・・ 『おーー!!??』 『カシャッ!』という音と共にポイント部が動いたではありませんか! 先ほどの突起物を動かす度に、ポイントが現状と別の方向に切り替わる仕組みになっているようです。 例えば、先ほどまで直線を走っていた車両をカーブの方向に入れたい時は、車両が次にポイントを通過する前に行かせたい方向に入るようポイントを切り替えてセットしておきます。 次に車両が通過する時はこれでカーブの方向に走っていきます。 簡単です。 このポイントはスプリングで動くような構造ですので応用編として次のような使い方も可能となります。 例えばポイントトラックをこのように配置し 車両が通常走る向きを矢印方向としたとします。 画像の矢印の方向にまっすぐ走っている時はポイントは変な方向を向いていますが、車両がポイント部に入った時はレールを押していく方向なので、切り替えなくてもまっすぐ走らせることが出来ます。 もちろん車両が通り過ぎた後は、スプリングの力によりポイントはまた元の位置に戻ります。 ポイント位置通過後、一旦車両を停車させポイント操作無でそのままバックすると、レールの道なりの通り、素直に引込み線側へと入っていきます。 もちろんこの位置から本線に入りたい時もポイント操作無で本線に入ることが出来ます。 つまり! ポイントを全く動かさなくてもコースの作り方(正しくはポイントトラックの使い方)次第で2通りの動きが可能となる訳です。 遠隔制御でもないのに遠隔操作気分。 ちょっと得した気分です。 ちなみに《セントラルステーション》というなんともデジタルチック、パソコンチックな操作盤を購入すると、ポイント制御だけでなく様々な信号や自動運転(自動運転とはこの列車が走った時はこのポイントはこっちに動いて、こっちの列車が走った時はこのポイントが反対に動き信号が変わります(厳密には少し理屈は違うのですが見た目の動きはそのようになります)、というような制御ができる運転の事です。)などもいろいろな事が可能となります。 例えば、ポイント制御の場合は このようにオプションパーツを2個(ソレノイドスイッチとデコーダー)取り付けることで、人が動き回ってポイントを手動で変えに走らなくてもセントラルステーション側から動かすことが可能です。 もちろんこの配線はポイント近くの適当な端子に取り付けるだけでOKです。 遠隔制御の部品をポイントトラックに付ける事は簡単なことですし、ポイントを切り替えるたびに走り回っていた事が簡単に手元で操作できる、ましてやそれが自動運転として制御できるとなると、 『ぜひやってみたい!』 と感じることと思います。 しかし、先ほどのようにこういった部品を取り付けなくても良い場合もあるのです。 セントラルステーションという操作盤を購入し後々自動化する前に、全てをマニュアル操作でとことん楽しんでみてはいかがでしょうか。 きっと何かが見えてくるはずです。 Cトラックのここがすごい!に戻る
木のおもちゃ・木製玩具・童具館,ネフ社の積み木・ドールハウス・鉄道模型メルクリン|Copyright © 2002- Galiton. All rights reserved.