LUX-Modellbau
LUX-Modellbauというメーカーは、Luxさんという面白いおじさんが運営している会社です。
何を作っているメーカーかといいますと・・・
鉄道模型のトラックや機関車のホイールを掃除する掃除機をメインに、というよりそれしか作っていない会社と言ったほうがよいのかもしれませんが、そういったクリーニング用のマシンを制作している会社です。
さっぱりしているというのか、思い切りがいいというのか、説明も簡単で(それほど分かりやすい商品だということですけどね)常に得意げだし、オーバーアクションだし、価格が知りたいからカタログくださいというと束で山ほど渡してくるし(そんなに頂いても持って帰れません)・・・でも私はこのおじさんが大好きです。
メルクリンのトラックは、いくら集電がよいといっても毎日ベタベタ手で触っているとそれなりに汚れも着いてくるし、あまり機関車を走らせないとレールに錆も出てくるし、食べたり飲んだりしながら遊んでいるとトラックの上にはゴミがばらばら・・・
日頃お世話になっているトラックですからたまにはキレイにしてみたいですよね。
そんな時!
LUX-Modellbauの出番となる訳なのです。
トラックの掃除には大きく分けて3つありますが、全てにおいて共通していることは機関車に引っ張ってもらって動かすということと、機関車が動くと自動で動作し、機関車が止まると自動で止まるということです。
・バキュームクリーニング貨車
トラックにこの貨車をセットした上で、トラックに電気を流すと少しの時間作動しその後止まります。
いかにもここが吸込口というブラシがまさに吸込口なのですが、
ここで機関車を走らせると・・・
バキュームオン!
掃除機の音が響き渡り、獲物となるトラック上のゴミをガンガン吸い取っていきます。
吸い取ったゴミはと申しますと
貨車の屋根部分をパカっと外せば、ほれこの通り!
ゴミが集められているという仕組みです。
言葉だけでも分かっていただけるとは思いますが動画も用意しました。
・レールクリーニング貨車
トラックにこの貨車をセットした上で、トラックに電気を流すと少しの時間作動しその後止まります。
この貨車は中央下部付近になにやら怪しげな丸いローラーがどーんとセットされていますが、
これは軸付の不織布砥石です。
ここで機関車を走らせると・・・
ローラー回転ーー!
ごろごろ結構な速度で回りながら走っていきます。
レールとローラーの位置関係ですが、貨車のボディを取り外すと突き上げボルトのような細いネジがありますので、それを回してローラーとレールの距離を調整します。
この貨車はローラーがレールに当たっているということもありますのでそこそこ抵抗もあることから、力の弱い軽い機関車で引っ張らせるとカーブやクロス、ポイントなどで止まってしまうことがありますので、力の強い大きめの機関車で引っ張らせるのがおすすめです。
こちらもちょっとだけ動画を用意いたしました。
・センターレール専用クリーニング貨車
トラックにこの貨車をセットした上で、トラックに電気を流すと少しの時間作動しその後止まります。
この貨車は中央下部付近に3セット目のホイールが・・・更によくみるとこれまた怪しげな謎の塊がどすんとセットされています。
ここで機関車を走らせると・・・
おおーーー!
謎の塊がちょうど電動シェーバーのように前後にゴシゴシ動いているではありませんか!謎の塊はセンターレールとの接触部にペーパー砥石が貼り付けられており、更にこの塊は常に同じ圧力でセンターレールを磨けるように適度な重さで押さえつけるような仕組みとなっています。
この貨車もレールクリーニング貨車と同様、力の弱い軽い機関車で引っ張らせるとカーブやクロス、ポイントなどで止まってしまうことがありますので、力の強い大きめの機関車で引っ張らせるのがおすすめです。
こちらも動画をご用意いたしました。
いかがです?ちょっと興味が湧いてきますでしょ?
トラックがきれいでもちょいと走らせてみたくなる、そんな楽しい便利グッズのご紹介でした。