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■パズル『ノアの方舟』

 私が今まで自分の子供に与えたもので私が想像していたよりも
自分が 夢中に なって しまったものが、というより『次ぎお父さん
一人で 使わせてくれる?』 ってわざわざ 頼んで しまうほど私を
夢中に させたものがあります。
それは木製パズルの《ノアの方舟》という商品です。
このパズルをわが愛娘にあげるきっかけは非常に単純でして、現在娘は保育園に通って いるのですが連絡ノートに『パズルで一生懸命遊んでいます。』 なぞと書かれているものですから『そんなに遊ぶのであればそろそろ買って あげようかなぁ』でもどうせ買うのなら!っと思って選んだのが《ノアの方舟》 だったのです。
 このパズルを含め製作者のラック夫妻が作るパズルの多くがロンドンデザインセンターに登録 されているようです。なんだかよくは知りませんがとっても凄そうです。

 で、なんで私が夢中になってしまったかというと、はっきり言って
子供に負けて しまったからなのです。しかも買って二日とたたな
いうちにです。
パズルばかりやり続けていたわけではないので回数で言うと4〜5回だと思います。 3歳半位のときにパズルをあげたのですがほとんどの部品の置くべき場所を 憶えてしまったのです。
ちなみに私はそのころ<ぞう>と<マイマイ>(通称でんでんむし)の 位置しか分からなかったのです・・・。
 確かに小さい子供の記憶は凄いものがあるのは分かっていたのですが、こんなに私との 違いを目の当たりにすると『すごいねー。全部覚えられたねー』なんてとりあえず 悠長に褒めてはみたものの内心ジェラシーの塊でした。
こうなったらはっきり言って親も子もありません。『子供が寝てからゆっくり使わせて
もらおう。』とはどうしても考えられず、順番を決めてかわりばんこに使わせてもらうよう
お願いいたしました。交渉の末、娘に『じゃあ順番ね。』って言ってもらったときは
正直恥ずかしさよりも嬉しさのほうが大きかったです。今思えば阿保ですが・・・。

 さてさて、このパズル。よくある子供用の紙製パズルとはちょっと違う!
《ノアの方舟》を勢い良く『バシャーン!』とひっくり返したかったのですが
部品が欠けてしまっては・・・。と思い直し、近くにあった新聞紙を当て紙に使い
いざ仕切り直し。・・・!『んっ!?台に跡が無い!!!』
そうなのです。
私が(多分どなたでも)子供のころに使っていたパズルはひっくり返して部品を全部 はずしてもパズルの台には部品の形と同じ跡がついていたじゃないですか。
ところがこれはつるつる。まったく台に跡が無いのです。
『これはこの子にはまだ使えない。早かったな・・・。』と思ったのですが 一回はしないと片付かないと思いチャレンジです。
何とか頑張って40分程で出来ました。
途中『これ何??』の応酬でした。

確かに、ぞう、しか、ひと、きりん・・・などは分かるのです。
じゃあこれがうまだったらこれは何?じゃあこれは?って悩んでしまいます。
はっきり分からなくてもカッコいいので大人的にはいいのですが
これをあらたまって『何?』と聞かれると正直辛かったです。
2回目からは突然『これはここ!』と、とんでもない場所においたので 『やっぱり跡がないからだめだわ』と思ったのですが、 組み立てていくうちにそれが正しいことがわかりびっくりしました。
これを繰り返していくうちにほとんどすべて憶えてしまったのです。

で悔しくなり順番を決めることになったのでした。
私一人で遊ばせて頂いている時、悩んでいると娘に『お父さんこれここだよ。』 って教えてもらいます。
すっごく悔しいです。でもすっごく面白いです。遊んで良し。飾って良し。
このパズルにあるキャラクターの中で私は<マイマイ>が好きなのですが 彼女は<ぞう>と<はりねずみ>がお気に入りのようです。
先にはめてしまうと怒られます。
これをお読みのお父さんお母さん。悔しい思いとお気に入りを作られては いかがでしょうか?
あっ、そうそう。うちの娘がこのパズルで遊ぶときは必ず新聞紙を当て紙に使います。
この方法が正しい方法だと思っております。
皆さん。お買い上げされた時はくれぐれも初めてひっくり返すとき新聞紙ではなく
ダンボールなどしっかりしたものを使いましょう。

 

ノアの方舟
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galiton






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